#アルバージェを着る人 Vol.1 【松尾亜美】

--- 遡ること約2年前、松尾さんから我々の会社HPへご連絡をいただいたのがきっかけでお知り合いになったんですよね。ちゃんとこうしてお話しするのは久々だから、なんか緊張しちゃいますが、本日はよろしくお願い致します!そもそも、アルバージェを知っていただいたきっかけは?

【松尾亜美さん(以下:松尾)】 もともと下着に興味があって、下着で起業したいなと思っていたのですが、一緒にやっていたパートナーと疎遠になってしまい、もう無理なのかなと思っていた時にインスタでアルバージェを見つけました。その時は、展示会当日までのカウントダウンの時だったと思います。

--- そうですよね。カウントダウンの数字を画像に入れて投稿してました。

【松尾】ちらっと商品が見える状態のやつで、その写真見てなんてセンスあるんだろうって思って。で、文章とかも見てたら私が体現したいものをこの人たちはもうやってる!と思って、ぜひ会いたいと思って。

--- それで連絡くださったんですね。当時はまだほとんどフォロワーさんもいない中、アルバージェを知ってくださっていたのは驚きでした。普段から情報収集はインスタが多いですか?

【松尾】インスタが多いかもしれないですね。インスタで好きな人の中の友達とか辿ったり。なんで巡り合えたのか私も不思議なんですけど。

--- これもご縁ですよね。そもそも下着をお好きになったきっかけは?

【松尾】母が美容大好きなんですよ。幼稚園の頃とか、バスのお迎えの時とか歩き方の練習を させられたりとか。母が内股になりやすい人で、コンプレックスだったみたいで「ちゃんと足は まっすぐまっすぐ揃えて歩くのよ」って言われて。今思えば言葉遣いとかも、男の子が使うような 言葉はダメよとか。

--- へえ、すごい。私、すごい男言葉使っちゃうから・・・(耳が痛いw)じゃあ、お母様の影響 で美容とか、女性としての美しさみたいなところを学んだって感じなんですね。

【松尾】そうですね。大学の頃(10代後半~20代前半)まではその辺に売っているようなブラジャー とショーツをずっと履いていて。一緒に暮らしていた兄がよく洗濯をしてくれる人だったんですが 「そろそろ下着買い換えなよ」と言われてしまうほどでした。(笑)それから、20代中盤になっ て叔母がプレゼントしてくれたコサベラやハンキーパンキーのTバックに出会って意識が変わりました。下着によってこんなに気持ちって上がるんだっていう感覚。こういうTバックを履きこなせ る女性になりたいと思って下着に興味を持ちました。

--- お母様も叔母様も美意識の高い方で、その影響で松尾さんご自身も「美容」や「ランジェ リー」など美意識に繋がるものがお好きになったってことですね。

【松尾】と、思います。どんどん「好き」が膨らんでって。あとは12歳くらいの時に観た「キュー ティー・ブロンド」っていう映画があるんですけど、あの時にかしこくってかわいいって最強だなっ て思って。とりあえず、勉強頑張ることと、かわいくなることは目標にして生きていこうって思いました。

--- なるほど。その映画に巡り合ったのも、お母様の影響?

【松尾】お母さんと土日の休みに映画館に行って、洋画が好きだったので、よく観てました。

--- お母様からの影響がたくさんですね。ちなみにご実家が佐賀県だそうで、上京なさったのはいつ頃ですか?

【松尾】大学ですね。でも小学校くらいの時に東京に出るって決めてました。私、真ん中っ子なんで すけど、特有の独立精神というか、それが多分すごく強くて。親の支配のもとにいるのが嫌で。

--- お母さんに憧れつつも、親のもとにはいたくなかった?

【松尾】そう。結構厳しかったんですよ。メイクしちゃダメ、とか友達の家に泊まりに行っちゃダメと か。自分のやりたいことを、自由に表現できるような環境に行きたいっていう気持ちが強かったですね。

--- 厳しかった親御さんに、上京自体は反対されなかったんですか?

【松尾】私はいつもすでに決めたことを話すタイプだったので、「うん。」って言わざるを得なかった感じでした。(笑)

--- 先ほど真ん中っ子っておっしゃってましたが、家族構成は?

【松尾】兄、妹、父、母、祖母の6人で暮らしてました。

--- 小さい頃の松尾さんってどんな子でしたか?(興味津々)

【松尾】ん〜、結構内向的。一人で遊ぶのとかが好きで、犬もいたので散歩行ったり、近くの山や川でザリガニやオタマジャクシ捕まえて遊んだり。

--- 内向的とはいえ、結構アウトドアですね!松尾さんがお好きな「美容」に目覚めたのっていつ頃でしたか?

【松尾】えっと、多分スキンケアとかし始めたのが小学生のころだったかな。

--- えー!小学生でスキンケアですか!

【松尾】確か「ニコラ」って雑誌の「パパウォッシュ」って洗顔料使ってました。そこから入って、美白だったりを意識して。中学生のころはひたすら美白目指してました。

--- すごいですね。それは親御さんの影響ではなくて自主的に?

【松尾】そうです、周りの友人にもそういう子がいたので。

--- なるほど、女子力だな〜。小学生で美白に目覚めて、現在のお仕事も美容関連でしたよね?

【松尾】はい、化粧品の販売員ですね。コスメの免税店の経営をしている会社にいるんですけど、「THREE」から「SK-II」を経て、今は会社で取り扱う全ブランドの販売を担当しています。

--- 化粧品の販売は小さいころからの目標もしくは夢だったり?

【松尾】特にはなかったですね。小さいころは冒険家になりたかった。(笑)知らないことを知るっていうことがすごい好きだったので、枠にとらわれたくなくって。だから就活の時とかもフラフラしてたんですよね。で、その時に出会ったのが女性経営者で、社長になるって職業もあるんだって思って。自分を表現したり、女性に関わることを仕事にしたいと思いました。あと、海外とも仕事で関りたいなと。

--- それで美容と海外がキーワードになっていくんですね。海外といえば、ちょうど1年ほど前に、松尾さん単身でNYに短期留学されてましたよね?なぜ27歳というタイミングでNY留学を決められたんですか?

【松尾】先ほど話した「キューティー・ブロンド」の影響が大きいんですけど、主人公エルの大学がハーバード大学で、ニューヨークにあるんですよ。じゃあ私、NYに行って「エルみたいになろう」って思って。NYのファッションスクールFIT(Fashion Institute of Technology / ファッショ ン工科大)のサマースクールに入学しました。実は、小学生くらいの時にNYに行くことは決めてたんです。

--- おお、すごい。

【松尾】で、なぜ留学先にFITを選んだかというと、大学の時に美容に関わる仕事がしたいなと思って色々調べていたら「イメージコンサルタント」って職業を知ったんですよ。イメージコンサルタントは、その人に合った服装とかメイクとか雰囲気作りとか表現の仕方をトータルでコーディネ イトしていく仕事で、日本ではあまり学べる場所がなくて、NYのFITにはその授業がある。じゃあ、とりあえずそこに行こうって決めました。

--- それが、大学3、4年生のとき?

【松尾】そうですね。でも、それから仕事を始めたり、毎日めまぐるしく過ごしていて、やっと落ち着いたのが社会人2年目のとき。その頃、ミス・ユニバースに挑戦したり色々やったら燃え尽き症候群になっちゃって。それから、ふと「留学したいな」と思ったんです。それが26歳の時。

--- で、具体的にどうしようかと考えて、翌年の留学につながったわけですね。確かアルバージェを知っていただいた時期も26、7歳でしたよね。その時期は松尾さんにとって色々とターニングポイントになる要素が、ぎゅっと詰まった1年だったのかもしれないですよね。

【松尾】うん。自分の好きなものとか興味のあるものが全部飛び込んできて、どれを優先させるかっていうのを考えた時期だったと思います。子供の頃の夢を叶えてあげられるのは自分しかいないなってふと思って。だから、今ちゃんとあの頃の自分の夢を私が叶えようって思って留学を決めました。

--- なるほど。じゃあ、子供の頃の夢の一つ「冒険家」ってある意味留学とも近いニュアンスだったと思うんですけど、それを27歳で叶えたわけですね。実際に行ってみてどうでした?なんか変わった?

【松尾】すっごい良かった!語学ができなくても周りの友達が助けてくれたり、自分も一生懸命勉強したのでなんとかやれました。ファッションプロモーションっていう学科だったのですが、どうやってSNSの写真を撮るかとか、どうやってコメント書くとか、一つの雑誌の一面を作るって課題で。ペルソナを決めて、どうやってアプローチして記事を作るかとかの戦略を練ったり、写真のロケーションや服やメイクを決めたり。3週間のサマースクールで4~5人のチームで取り組みました。結果、自分が「等身大でいられる」ようになりました。今までは人に合わせていたけど、留学してからは私がやりたいことや、私が好きってことで、私の居心地だけを考えられるようになった、というか。

--- 自分らしくというか、自分発信で物事を進められるようになったってことですかね。

【松尾】うん。行って思ったのは、NYにいると個性を出さないと自分が死んでいってしまうということ。電車ひとつにしても、降りたいと思わないと降りられなかったり。(笑)

--- え、そうなんだ!(笑)
 


【松尾】そんな気がしました。自分の意思っていうのは持ってたら言うべきだとか、想いだけで留まらせるのはもったいないと思って。

--- うんうん。なるほど。帰国してから実際に何か行動に移したりしてるんですか?

【松尾】帰国してからは燃え尽き症候群だったんですよ。半年くらいフラフラしてて。(笑)でもやっぱりやりたいことが見えてきて、好きなものも明確になったというか。「ランジェリー」と「香水」と「口紅」を突き詰めたいなって。仕事って積み重ねだなって最近思っていて、その中から私にできることを考えた時に、日々「美容」に携わっていて「これ知っていてほしいな」とか、お客様から来る質問とかに対して思うところが結構ある。だから、記事やコラムにして書いていこうと思って、最近文字を書き溜め始めました。

--- それでブログを始められたんですね。私も日々参考にさせていただいてます。

松尾さんのブログ

--- 松尾さんが、アルバージェでお気に入りのアイテムはありますか?

【松尾】はい。一番最初にアルバージェで買ったアイテムなんですけど、「トリミング」が本当に好きです。まるで着けていないような感じがする動きやすさと、透けてるじゃないですか。肌が透けてると、なんか女度が増すっていうか。見せてないけど「私自信ある!」って思わせてくれます。 だから、男性とご飯に行く時とか忍ばせて行ってます。アルバージェのランジェリーって男性に向けたものというより、自分というか個人に向けて気持ちを高めてくれるものだなって。相手を喜ばせるものじゃなくて、自分を喜ばせるものって感じ。

--- 嬉しい(涙)でも世の中って結構、デートや勝負下着ってなった時、男性受けするようなものを選んだりするじゃないですか。例えば、男性の好きな女性像と、女性の好きな女性 像が違うみたいな感じでそこに差があったりする。その辺についてアルバージェはどうですか?

【松尾】おそらく、相手に合わせたものじゃないので、本来の自分を「いいな」と思ってくれた人はトリミングをつけてると同じようにいいなと思ってくれると思います。だから、万人受けするのは男性受けのいいランジェリーかもしれないけど、アルバージェは「好きな人に好きになってもらえるランジェリー」っていう感じがします。

--- なるほど。自分が好いてもらいたい人に、好いてもらえるランジェリーってことですね。てことは、それだけ自分らしさみたいなものを表現できるってことですか?

【松尾】うん、だと思います。

--- アルバージェのアイテムを身につけていただくようになってから、普段の生活で変わったことはありますか?

【松尾】下着によって気分を変えられる、と知りました。雨の日とか、気分が乗らない日に身につけてテンションを上げたり。お仕事の時はトップの浮きが気になるので、機能性を重視したユニクロのブラをつけたりもしますが、気分を上げたい外出時に身につけることで、自分を高められるようになりました。

--- ありがとうございます!(再び嬉し涙)ちなみに10代~20代、これから30代になるに向け て、下着に対する価値観が変わったり、変わっていったりするかと思うんですが、松尾さんご自身はどうですか?

【松尾】10代〜20代前半は下着に対する意識は薄くて、20代中盤にTバックを知ってから下着が心に作用することを知って、これからはちゃんと意識していこうと思いました。30代は「ラペルラ」とかラグジュアリーなブランドも自分に捧げたいなと思ってます。あと、パンツは毎日履くものなので、毎日違う色に履き替えられるような楽しみ方したいですね。

--- じゃ、松尾さんにとっての30代のランジェリーというのは日常のルーティンの一つ、メイクと同じような存在になっていくということですね。

【松尾】うん、そうそう。そうですね。

TRIMMING FULL CUP BRA / ¥15,500(税抜)

--- そういえば、松尾さんのインスタグラム( @amim43 )で拝見したのですが、口紅の座談会を開催されてましたよね?

【松尾】はい、座談会すっごい楽しかったです。自分がもともとスタバに勤めていて、そこでいつも来ないお客様を呼び込みたいって話をスタッフから聞いて、口紅の座談会をやりたいって話したら、ぜひやりませんか?となって。

--- どんな方が参加されたんですか?

【松尾】高校生からお子さんのいる主婦の方まで幅広く参加いただきました。結構、口紅って人気色とか、雑誌に載ってたから買うって人が多くて。もっと本当は似合う色があると思っていて。それを伝える場所があればいいのになという矢先のことでした。

--- 人によって、似合う口紅の色があるってことですね。その「選び方」を伝えたかった?

【松尾】そうですね。パーソナルカラー診断から始めて、いろんなリップをテーブルに広げて、まずつけてみたい色を選んでいただいて、そのあとにパーソナルカラー診断で分類分けしたリップを付けてみてもらうという流れで、自分に合う色を体験してもらいました。

--- じゃあ、今後はそういった座談会のような活動も積極的に開催されていくんですね。楽しみです。

--- ぜひ、松尾さんオススメのコスメを教えてほしいです。28歳女子に向けてオススメのものを・・・(切実)今日幾つかお持ちいただいてますもんね。

【松尾】スキンケアはこれが一番です。「クラランス リフト アフィーヌヴィサージュ」といって、小顔にしてくれる美容液なんです。

--- え、本当ですか?これで顔がちっちゃくなるんですか!?(疑いの目)

【松尾】本当ですよ!(笑)小顔にしてくれます。お酒飲んだ次の日って、顔がパンパンになったりしませんか?

--- めっちゃなります・・・

【松尾】これを朝塗って仕事に行くと、夜までには顔がすっきりしてるんです。カラスムギという成分がストッキングのネットのような効果を引き出してくれるみたいで、肌の表面でピンと張ってくれるんですよ。だからキュッと引き締めてくれる。これあったら全然違いますよ。



--- デートの前の日に飲みすぎたら、もう絶対コレって感じですね。(笑)20代後半には嬉しいアイテム。

【松尾】もたつきが気になる年頃ですよね。これ、イチオシです。

--- こちらは?

【松尾】これはTHREEの「シマーリング グローデュオ01」といって艶出し効果のあるもので、アイシャドウのベースにもなりマルチに使えるアイテムでリピートしてます。骨格を際立たせてくれたり、血色のいい肌色にしてくれますよ。若い頃は、そんなにメイクしなくても肌綺麗だったんですけど、ある時からツヤがなくなるというか。なので人工的に作っていくためにこれはオススメです。



--- なるほどねぇ・・・(何も知らない自分に反省) 松尾さんオススメの香水もぜひ教えて欲しいです。実は私、松尾さんに初めてお会いした時、とってもいい香りがして何の香水つけてるんだろうってずっと気になってました。(笑)

【松尾】あ、そうなんですか!(笑)これは母がつけていた香水で、ニナリッチの「レールデュタン オードトワレ」です。母の香り、って感じですね。香水はいずれ受け継いでいきたいなと思ってるんです。母から子へ、孫へって感じで。



--- これは?

【松尾】これは六本木のエストネーションで見つけた「BYREDO」のBLANCHEというシリーズです。調香師の方が、自分の彼女をイメージして純白で、クリーンで女性らしく華やかな香りというコンセプトで作ったものでそのストーリーに惹かれました。自分の目標とする女性像にも近かったので興味が湧いて買いました。



--- 素敵。普段からお買い物は自分の足で出向いて?

【松尾】そうですね。銀座三越、GINZA SIX、ESTNATION、阪急メンズ館(香水売り場)には必ず行きます。

--- すごい。情報収集も実際に出向いてするタイプですか?

【松尾】そうですね。あとはインスタグラムで好きな人見たり、雑誌も読みます。MAQUIA、POPYE、 an・anなどマガジンハウスさんの雑誌が多いです。

--- 美容系の記事が多い雑誌ですね。読書自体もお好きですか?

【松尾】はい、ちなみにこれがオススメです。「調香師の手帖」って本なのですが、体臭に関する内容が面白くって。女性だけの職場で、生理がこなかったりサイクルが乱れた人が男性1人が職場に 加わったことで男性の体臭を嗅いだことで生理不順が改善された話とか。実際に私も経験したことがあって。女性だけの職場なので生理不順になってしまって、そんな最中合コンに参加したら 翌日生理が来たんです。(笑)



--- すごー!(笑)休日とかは、読書したりお買い物が多いですか?

【松尾】コインランドリーに行きます。(笑) あるきっかけで、コインランドリーにいくことになっていろんなものを乾燥機にかけたんですけど、仕上がりのフワフワ具合とか、太陽みたいな香りがいい気分にさせてくれて。それをきっかけにやり始めたら週1回、お休みの日は行くようになりました。それから、リブレさんの洗剤に出会ってもっと洗うことが好きになりました。

--- 乾燥→洗剤の順でお洗濯を好きになったわけですね。(笑)私もいただいてから、お洗濯が楽しくなったのでわかります。



--- 松尾さんの感性にはいつも刺激を頂いています。とっても楽しいお話をありがとうございました。今後の活動も楽しみにしています!

取材当日、素敵な花束と共にお越しくださった松尾さん。
インタビュー中も、真摯にお答えくださって、時折見せる満面の笑みに何度も癒されました。"好きを突き詰めていく"バイタリティ溢れるエピソードと、「美しさ」とは何かというのを本質から読み解く松尾さんの姿から女子力を存分にチャージさせていただきました。(笑)

アルバージェを愛用してくださる方々のパーソナリティや、意外な一面をお届けする、新 「HOW TO WEAR」を今後も定期的に更新予定です。ぜひぜひご期待ください!

Thank you for reading!

松尾亜美

1990.04.03生まれ

化粧品免税店の美容部員として勤務する傍ら、美容や日用品に関する情報をブログにて発信。コスメに関するワークショップの主催など精力的に活動中。

松尾さんのブログ「毎日のくらしをクリーンにきもちよく」